VW T6 California Beachにはシート下や壁面に割と収納スペースあるんだけど、収納はあるに越したことはないって事で、天井のデッドスペースに棚を作ってみることにしました。
今回作る収納を取り付ける場所は、車内後方の天井スペース。
VWT6 Californiaシリーズはルーフを上げること(ポップアップ)ができ、そこにベッドがあることが最大の特徴なのですが、車内後方の天井部分にポップアップしない板厚10mmのプレート部分があります。
なんとかここに棚を固定出来ないかと。ただし、もちろん内装に穴開けたりする加工は無しってのが第一条件。
収納棚の作成
台所用の吊り下げ収納を代用
色々と検討した結果、ネットで台所用の収納用品として売られている商品をゲット。10mmくらいの板厚の板部分に挟み込んで吊り下げて使う収納具。
更にホームセンターで内装色に近いグレーのポリプロピレンボードと収納のフタに付ける取手用に棚ダボをゲットしてきました。
ポリプロピレンボードを収納棚に合わせてカット
なんとなく書いた図面と下に、ポリプロピレンボードをカットして行きます。
ポリプロピレンボードのカットは普通のハサミやカッターではできないので、専用のカッターが必要。ホームセンターならどこでも売っています。(ポリプロピレンボードの横に売っています)
5面を完全に切っても良かったのですが、どうせ後から収納棚に沿って各面に貼り付けるので、すべて繋げました。
これはカッターで薄っすらと切れ目を入れる方法でしました。ポリプロピレンボードを完全に切るのではなく板厚の半分に切れ込みを入れる感じ。
それをキッカケに折り目を付けていって、先ほどの台所用の収納棚に両面テープを使って貼り付けます。
フタの開閉は磁石で
フタの開閉はパチパチを気持ち良くしたかったので、100均で買った磁石を取り付けました。この辺の貼り付けは3Mの協力な両面テープと接着剤(ポリプロピレンボード専用接着剤)でやっています。
取っ手部分は棚ダボで代用
棚ダボって何?って感じですが、木製収納棚などに使う棚をささえるための冶具です。それを代用。専用の取っ手はコストもかかるし見た目でスッキリしたのがなかったので、これにしました。
棚ダボを取り付けるためにはポリプロピレンボードに穴を開ける必要があるのですが、自分はキリで開けましたが、中々地味に時間のかかる作業でした。
車へ取付け
作った棚を車に取付けました。ルーフを上げた状態で、後部の板部分に挟むだけ。
当然加工なしで取り付けます。なかなか調子良さげです。 あまり重いものを入れると垂れ下がってきそうなので、タオルや着替え類などを収納するのが良いかもしれません。
スペース的にもう一個付けられるので、もう一個増設完了しました! 合計2個の追加収納。シロウトDIYながら満足の行く仕上がりとなりました。
1個だと容量そんなにないけど、2個あればまぁまぁ使えるかな???って感じです。このアイデアは他もイケそうな箇所あるので色々検討の余地あり。
VW T6 California Beach乗りの方。これおすすめです。
吸盤ハンガー掛けを設置
収納棚の横にもまだツルツル表面のスペースあったので、ここには吸盤のハンガー掛けを設置してみました。
吸盤はレバータイプで耐荷重は7kg。色々探したけど、吸盤タイプではこの耐荷重がMAXでした。ホームセンターで普通に売っています。
ここは服やタオルを掛けれるのはもちろん、棒の長さを長めをチョイスしたので、手前に出して、車中泊とかでキッチンペーパーなんかを掛けれるようにしました。
まとめ
今回いい感じに収納スペースを増やすことができました。
箱型のひっかけ収納には、一つはタオルや下着類のストック。もう一つは使わない時のハンガーや歯磨きセットなどに使います。
後席をフルフラットにした状態だとシート下収納が使い難いため、フルフラット状態でも取り出し頻度が高いものを天井収納に入れると良いと思います。
もう一個のハンガーかけの方ですが、表面はツルツルで吸盤問題ないと思ってたけど、実際使おうとすると、服かけるとそれなりに重さが出て、3着くらいかけた状態で走行すると、走行時の振動の影響なのか、吸盤が外れてしまうことが判明。そこで、100均で吸盤のベースシートなるものを見つけたので、それを吸盤面に張り付けました。そうすることにより吸着性が上がり全く落ちなくなりました。濡れたスノーボードのウェア4着くらい+普段着アウター2着くらいを引っ掛けた状態(多分軽く5キロくらい行ってた)でも問題ありませんでした。
今回紹介した収納の増設ですが、車によってできる/できないが出てくる内容となっています。アイデアとして参考にできれば嬉しいですが、特に同じ車の方にはかなり参考になるのでは?と思っています。