コストコ定例パトロールで、アウトドア用品の売り場チェックしていると気になるものを発見。
「電源も電池も充電も必要なし。ポンピングもせずに水を入れるだけで使えるアウトドアシャワー。
…そんな事ある???
ポンプの駆動は? まさかの太陽電池ってオチはねぇだろな?? それか2mくらいの高いところに本体置いてから水の重力を使った排水???(それなら凄くもなんともない)
RINSEKIT pod
よく分からないけど、その真相を確かめるべくとりあえずゲットしました。
RINSEKIT pod
良ければ海遊びやキャンプにも使えるし、今持ってるシャワーは12v給電の中華製シャワーで水圧しょぼく不満あったのでね。
箱の裏側の説明書きでは、「電源やポンピング不要で、排水圧力のある唯一の革新的なポータブルシャワー」ですと。
やはり謎だらけ。
箱の側面に絵では、水道ホースからの圧力とタンク内の圧力が同じってイメージ絵。
この絵見ても謎は解明ならず。
自分だけ分かってない?実はみんな分かってるのか?
で、反対側の側面は写真。
この笑顔見た瞬間、謎は迷宮入り確定。もう謎解きは諦めます。
…
で開封。
本体と説明書以外には、水道蛇口に付けるアタッチメントと代えのキャップとOリング、そして工具。
とりあえず使ってみないと分からないので、さっさと外に持っていきます。
水道の蛇口に接続
ウチの外の水道には既に洗車用のホースが付くようにしているので、
今回は付属アタッチメントを使わずに、洗車ホースのアタッチメントに今回のシャワーヘッドを外したホースをドッキング。もし蛇口にアタッチメントが付いていない場合は、商品に付属されたアタッチメントを取りつければ良いです。
そして蛇口をひねってシャワータンク内に水を入れていきます。
ここに来て構造が理解できてきた!
この方法で給水することにより、逃げ場のないタンク内の空気が圧縮されて、ひねったままの水道蛇口からの水圧と均衡したところで水道給水は自然と止まります。
その後蛇口を閉め、ホースのコック↓も閉めて、シャワーホースを蛇口から外す。
そして元のシャワーヘッドを取り付けて完成。
もう分かりますね。
要は、密閉されたタンク内に水を入れる事で逃げ場の無い空気が強烈に圧縮されて、今度はそのホースにシャワーヘッドを取り付ける事で、圧力を逃がす事なく給水場所が排水場所(シャワーヘッド)に変わるっていうことです。
なるほどー。目からウロコ。構造は至極単純だけど考えた人は凄い。
あとはシャワーとして本当に水が出るかどうか。てか出ない場合はさっきの笑顔のアメリカ人を訴えますがね。
シャワーとしての実力は?
スイッチON。
ちゃんと出ました。てか勢いが凄い!家のシャワー全開くらいの勢いがあります。
ヘッド部を回転することで水の出方を変えることができ、シャワー以外にストレート、霧状態、他にも数種類といろんなモードがあります。
ストレート↓
あと問題は使用できる時間ですね。ってことで時間計ってみました。
結果、一番水量の大きいシャワーモードで、最初の勢いが継続するのは60秒間くらいです。その後勢いは徐々に弱くなっていって、90秒くらいまではなんとか使えそうな感じ。
箱の説明では「4分間のスプレー継続」って書いてありましたが、今回調べてないけど、多分一番水量の少ないモードで4分間は継続できるっていう謳い文句なのでしょう。
リンスキット ポータブルアウトドアシャワー | 1.75ガロンの水 | 4分間加圧スプレー | ポンプ不要 - 電池不要 | キャンプ サーフィン ペット スポーツ | BPAフリー
- 出版社/メーカー: Rinse Kit
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まとめ
実際使うと、90秒は意外に長いと思うので、海遊び後とかでのシャワーとしてはそれなりには使えるかな?って感じです。タンク自体の容量は1.75ガロンって書いてあったので、換算すると6.8Lくらい。これはキャンプで使う一般的なウォータージャグと同じくらいの大きさ。まだ実際に使ってないのでなんとも言えませんが、まあまあ使えそうな予感。
コストコメンバーの方はコストコで買えますが、新たにコストコメンバー代や交通費を払うこと考えた場合ネットで買う方が少し安いかも知れません。Amazonには一回り容量大きいタイプ(7.5L)しか売ってないみたいですね。デザイン的には今回のRINSEKIT podの方が少しカッコ良いかな??