車中泊を快適にするために、ちょい前にゴミ箱を車外に設置するようにDIYしてみました。もちろん普段使いではゴミ箱は設置せずに必要なときだけ設置。
ゴミ箱自体は、ホムセンで売っているコンテナなどを代用するとむさ苦しくなるのが分かっていたので、シンプルな形のゴミ箱を選んでそれをカメレオン的発想でカラーリングして好きなステッカー貼ったりと、自分らしくオリジナリティを出して遊んでみました。
その記事はこちら。
この車外ゴミ箱。早くも先日の北海道車中泊旅行で使う機会があったのですが、これがもう想像以上に大活躍! 車中泊では手放せない装備に一瞬で成り上がりました。
その背景には最近の道の駅やSAのゴミ処理事情の変化があったので、今回そこにも触れながら車外ゴミ箱の使い勝手について書いてみたいと思います。
もはや持ち込みゴミは捨てられない
コンビニなどは少し前から持ち込みゴミは捨てにくくなっていましたが、最近は道の駅や高速SAやPAでさえもゴミは捨てにくくなっているようです。
道の駅では利用者のマナー悪化からか、ゴミ箱自体がなかったり(おそらく夜だけ撤去)、ってのがありましたが、最近では高速SA/PAでもまさかのゴミ箱無しってのが出てきているみたいですね。
先日の北海道車中泊旅行中でも、高速道路走行中にコンビニ袋サイズのゴミを捨てさせてもらおうと思いPAに寄ったのですが、燃えるゴミとしての回収ボックスがなく、あるのは空き缶用の丸い投入口があるゴミ箱のみ。ゴミを捨てることができませんでした(持ち込みなので堂々とは言えないが…)。もちろんゴミ捨てる代わりに缶コーヒーくらいは買おうと思っていました。それくらいの常識はあります。
持ち込みゴミって何?
そもそも持ち込みゴミの定義って何なんでしょう?
はっきりと「家庭ゴミの持込み禁止!」と書いてある場合もあるけど、個人的な感覚として、一部のDQNを除いて家庭ゴミをわざわざ持ってきて捨てている人なんかほぼゼロだと思います。
時短の意味で、車内で食べるためにコンビニ寄って食べ物買うってのは車移動中によくやる一般的方法ですが、そうすると例えばA店で買った食べ物のゴミはA店で捨てられなく次のB店で、みたいにどうしてもなっちゃいます。A店のゴミはB店で、B店のゴミはC店で…みたいな感じ。
店側目線でも、自分の店で出たゴミが違う店で処理される可能性が大いにある訳で、何も自分の店だけにゴミが集まっている訳ではない。この状況で「持ち込みゴミ禁止」ってなるとおかしな事になってきます。そりゃ何も買わずにゴミ処理のためだけにB店に立ち寄り…とかになると非常識ですが、少なくとも自分はゴミ捨てるならB店でも何か買うようにしています。
大きな話として コンビニ、道の駅、SAなど…小売り店側全体で持ちつ持たれつ的な考えでゴミ処理して頂ければ、我々一般市民はハッピーなのですが…、まぁ中には非常識な人らがいて、彼らのマナーの悪さに店側もうんざりしているんでしょう。
車中泊旅行でゴミの車外保管場所があれば便利
車中泊旅行、特に長期旅行になるとゴミはそれなりに出ます。ゴミの袋をきつく縛れば匂いなどの環境面はさほど問題にならないでしょうが、後部座席やトランクにゴミが入った袋がいっぱい鎮座しているっていう状況は見た目的にNG。
先述のようにゴミを簡単に処分できない現在の状況では、車外に保管できるゴミ箱があるってのは大分気持ちが楽になります。もう手放せない考え方であり装備って感じ。
しかも今回選んだゴミ箱は、たまたまだけどフタがプッシュ開閉式。これは大正解でした。今回は道程で雨が多かったのですが、クルっと回転式のフタでは雨が中に入るだろうし、走行中の風圧でフタがクルクル回らないとも限らない。
あとゴミ箱の容量は今回選んだのは17Lの大きさ。このサイズ感も絶妙でした。あまり大きくなるとリアからの見た目の違和感が大きくなるし、これより小さくなると保管できるゴミの量が少なくなって、使用感が悪くなる。
まとめ
みなさんも車外にゴミ箱を設置してみましょう! そうすると車中泊中の環境が少し改善すると思います。
車のリア、自分はサイクルキャリアを利用して、そこをキッカケにゴミ箱を固定しました。これが無理ならルーフにもアイデア次第では固定できると思います(ミニバンだと高さ的にしんどいかもですが…)。
見た目がいかにもゴミ箱!って分かってしまうのが抵抗ある場合は、色を塗りましょう!ウチのはカメレオン的保護色思考が功を奏しました。
車体色でカモフラージュされてちゃんとカメレオンのように同化しているでしょ? パっと見、ゴミ箱がついているようには見えません。
北海道の草原の景色にも違和感なく溶け込んでいます(自己満足)。