エブリィ(DA17V) ソロ用マイクロキャンカー化計画。
ちょっとづつキャンカー化進行中。
車中泊に使えそうな装備は純正オプションでも色々と設定あるけど、ご存じのようになんせ値段が高い!
純正フラットベッドなんかは、なななんと17諭吉超え!
これはさすがに無いので、フラット床は前にDIYに挑戦したら1.5諭吉程度で作れました。出来栄えさえ気にしなければ個人的にはDIYで十分。
さて、次のキャンカー化DIYのお題はこれ。
車内ルーフへ多目的バーを取り付けてみよう
の巻。
車中泊でランタンなどを引っ掛けたり、ちょっと重い海遊び後のウェットスーツなども引っ掛けたりしたいので、ルーフ付近にちょっと頑丈な多用途バーを取り付けたい。
これも純正オプションで設定あるんですが、2諭吉超えなんですよね…。
これもDIYで作っちゃいます。
エブリィには車内ルーフ部分にM6ボルトを止められる雌ネジ穴が数か所あって、純正バーはそこをきっかけに取り付けてるようです。
それをパクります… いや、参考にします。
雌ネジ穴は樹脂キャップで栓されています。
このキャップを取るには内張り剥がしがあると超便利。内張り剥がしは100均では発見できず、カー用品店で買いました。 Amazonの方が少し安かったかも。
スキマに差し込んでテコの原理で簡単に取れます。
樹脂キャップ外すと雌ネジ穴が登場。
ここをきっかけにバーを付けます。
さてどうやって作ろうか?
先人はたくさんいてネット検索すれば色々ヒットします。
大体は専用品として売っているアルミ削り出しスペーサーに、ホムセンでよく見るイレクターパイプ部品を組み上げて作っている人が多いようです。
この削り出しスペーサーは評価も高いので最初は自分もこれを使おうと思ったのですが、少しコストが高い。
せっかくDIYするんならコストにこだわりたい。形状が丸なので丸棒から切り出せば自作できそう。
スペーサーとイレクターパイプを繋ぐジョイント部は自作困難そうなので既成品を使う事に決定。
材料調達
使いたいジョイントは内径φ28なので、スペーサー径もφ28が必要。
加工性と雰囲気考えて木製丸棒を使いたい。で、φ28の木製丸棒をホムセンで探し回ったところ、唯一 ”ナフコ” で取り扱ってました。
ジョイントは終端部2か所と中間部1か所。
終端部2か所は正規のYAZAKI製にはないRのついた汎用タイプ↓にしました。(頭ぶつけても痛くないように)
中間部1か所はYAZAKI製。自分はホムセンで買いましたが数を多く買う場合はAmazonの方が安いです。
丸棒切り出し ⇒ M6穴加工 ⇒ 取付け
スペーサー用に30mmくらいで切り出し。
次にM6ボルトを通すためにφ6の穴を開けます。
真っ直ぐ穴開けるのが少し難しい。
そして取付。ボルトは首下40mmが丁度良いです。
そして丸棒を通す
バーに使う丸棒はスペーサーに使った木製丸棒をそのまま使います。
両端のスペーサー間隔に合わせて丸棒を切り出してそのまま取付け。
完成。
狙い通り、木製にする事でメタルジョイントの黒とのマッチングも良く、雰囲気の良い仕上がりになりました。
ひとまずルーフ片方のみ。
両サイドに取り付けて、そこを橋渡しするように左右方向に繋ぐことも考えましたが、自分のエブリィはフラット床高さを15cm嵩上げしているため、座った時の頭付近の空間確保のため、ひとまず片方のみ。使いながら拡張もできそうです。
まとめ
今回のDIYは難易度としては低いので、値段高い既製品買うよりかなりコストメリットあると思います。
丸棒の加工で電動工具が必要なので、これを持っていない人は貸出しをしているホムセンなどで対応すれば良いと思います。
丸棒に開ける穴はある程度正確に直角度を出す必要あるので、そこは少し難しかったですが、ミスっても木製なのである程度は修正効きます。
…
試しに重めのウェットスーツかけてみたけどビクともしないくらい頑丈。
これは使えそうです。
…
今回の材料費
・木製丸棒 φ28×1800mm 1,405円
・メタルジョイント 矢崎化工 HJ-1S 1個 396円
・メタルジョイント HJ-16 2個 1,000円(送料込み)
・ボルト M6 首下40mm 3本 282円
合計 3,083円