2月某日の朝一、凍えるような極寒の中、外出するため家族全員で車に乗り込みました。
基本、週末にしか車に乗らない我が家。この時はたまたま2~3週間ほど期間空いていて、寒いけどバッテリー大丈夫かな〜? みたいな感じでイグニションON…。
「キュル、ブオン!」と食い気味にエンジン一発始動!!すこぶる順調なスタートでした。
出発してすぐはとにかく寒いので、エアコンを上限26℃の一個上の「HI」に設定。
吹き出し口からはイキオイ良く「ゴーー!」とMAXで風は出るけど、当然エンジン温まるまでは冷たい風。
同乗の家族には、「エンジン温まるまで寒いけどちょっとだけ待ってねー」っつって運転開始です。
ところが、10分乗っても20分乗っても一向に温まらない…。
エアコンは「HI」に設定したままで、風は相変わらず「ゴーー!」って出まくってるんですが、氷のような冷たい風のままなんです…。
助手席と後ろの家族に、「なんかエアコン温まるの遅くね??」て話しかけたところ、
「え? めちゃ暖かい風出てるで。むしろ暑いし設定少し下げてよ。」みたいな返事が…。
???
え?って感じで、助手席側にあるエアコン吹き出し口に手を当ててみると………
めちゃ暖かい風が出ているではないか!
後ろも熱々らしくて、どうやら運転席側のみが極寒のようです…。(ヨメ、何か仕組んだか?)
その後、エアコンのスイッチ入れ直したり、自動じゃなくてマニュアルにしてみたり、色々したけど、何やっても運転席側のみ 冷風!!
ウチの車は、運転席、助手席、後ろの客室の3つの空間に分けて温度調節できるようになってるんですが、見事なまでに運転席の空間のみエアコンが全く効かず、マジで外と同じ気温でとにかく寒い!
車のゾーンエアコンてめちゃよくできてるんだなとある意味感心 ……て感心してる場合じゃなく、こりゃ罰ゲーム状態なので速攻で修理が必要です。
…
ってことでGAKUYA入庫!
ひとまず、最初にコンピューター診断やってもらってエラーは出ていないとの事でしたが、GAKUYA情報ではT5/T6でエアコン故障の実例が何件か出ているとの事で、故障箇所特定するにも、とりあえずダッシュボードを引っ剥がす必要あるとの事で、入院確定。
…
分解して調べてもらった結果、↓の絵の#38エアコンハウジング内のロッドが破損との事でした。
ロッドだけ交換できないとのことで#38エアコンハウジング自体の交換が必要。
また#39アジャスターユニットも同時交換が必要との事と、更に過去事例で#41サーボモータの破損があったらしいとの事で、せっかくダッシュボード外す大手術なのでサーボモータも交換しておく事としました。
部品単価は下記。
#38 エアコンハウジング ・・・36,000円
#39 アジャスターユニット ・・・13,800円
#41 サーボモーター ・・・18,400円
これに下記工賃
ダッシュボード脱着 ・・・57,000円
上記部品脱着+調整 ・・・27,550円
全合計で税込み 168,025円 なり…。痛すぎる出費…。
ダッシュボード脱着って超めんどくさそうですが、やっぱこれだけの工賃かかるって事は工数もノウハウも必要なんですね。
しかしさすがGAKUYA。これらの部品が全てストックしてあって、実働3日間くらいで修理完了!
自分の都合で週末引き取りにしたため一週間の入院となりましたが、並行車のエアコン部品交換が一週間以内で完了とは、これは感動ですぜ!!
いくらプロショップでも、並行車の部品を数多くストックしておくってのは保管費も管理費もバカにならないと思います。どこが壊れるかなんて分からないですからね。
壊れやすい箇所などの情報収集力、それに経験と実績もプラスして部品をストックしているんだと思います。
プロの仕事に感服します。
…
ちなみに今回修理中に出してもらった代車がこれ↓
VWのUP!。
そしてルーフにはサイクルキャリア付き!
サイクルキャリア付きの代車出してくれる店って他にあります?笑
せっかくなのでMTBでも積んで遊びに使わせてもらおうと思ってましたが、予想より早く修理完了したので遊び行けませんでした…。
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T5/T6乗りの皆さん、エアコン故障に注意して下さい。…て注意しようがないですね 。壊れるって大体突然ですもんね。
今回のが大体の修理額の目安となれば幸いです…。