VWT6ビーチで行く外遊びログ

キャンプ、車中泊など、車で行く外遊びの記録。

海水浴やサーフィン中、危険生物に刺された時の対処方法として知っておきたい事。

 先日、この夏2回目のSUPサーフィン中にアクシデントが発生しました。海水浴でも起こり得る内容ですので、対処方法など含めて記録しておこうと思います。

 

 夏真っ盛りの8月5日、再びの四国ってことで朝からテンション高めでSUPサーフィンを楽しんでました。

 意気揚々と沖に出ては、波に乗って海岸に戻って来てとヘタなりに楽しんでました。1時間ほど経過し、その日一番の感じで「良い波乗れたー!」って滑れて、笑顔MAXで海岸近くのヒザくらいの深さのところで落水し着地したところ、右足がなにかフワッとしたものを踏んだ感覚がありました。

 なんかビニールみたいなものでも踏んだか?みたいな感覚でしたが、即座に違和感感じて足を離そうとした瞬間、右足首あたりに電気ショックのような痛みが走りました!

 痛みに驚きつつ足を海から上げると、直径3mmはあろうかという針で刺されたような傷があり、そこからがピューピューと吹き出してるではないかっ!(マジで!!)

 

 すぐに海から上がって、とんでもない激痛に耐えつつ、どう対処すべきか考えました。この時点ではまだ何が起きたかは分かってません…。

 ガラスでも踏んだか? いや足の裏じゃなく時間差おいて横に痛み走ったのでそれはないか…。

 

 危険生物系か?

 毒はあるのか??

 

 これはヤバい……。

 この後は自分が対処した順に記していきます。

 

傷口をよく洗う

 とりあえず傷口に付いた砂や汚れを洗い落としました。

 この際、海水を使うべきか真水を使うべきかさえも刺された生き物によって違うようです。「海 危険生物 対処方法」などとスマホで調べれば色々出てきます。

 色んな危険生物がいて、刺された時の対処方法も様々で、正直種類が多くて覚えきれません。ケガ直後のパニック状態でも、「スマホで調べられる」っていう当たり前のことをすぐ思い出せるかが大事だと思います。

 洗いながら傷口になどが残っていないかも確認しました。今回は針などはなかったようでしたが、念のため傷口の周りを指で強めに押し、仮に残った針や毒が体外に血と一緒に出るようにしました。

 

止血する

 布でもタオルでもティッシュでもなんでも良いので、血がある程度止まるまで止血しました。血って初めの勢いって凄いですね…。日頃なかなか血を見ないのでビビりながら傷口を強く押さえました。3分ほど押さえてたらだいぶ勢いがなくなりました。

 完全に血が止まるまでは時間かかるので、ある程度止まったら絆創膏を貼りました。いつまでも押さえてると手が塞がって、次にやるべきことが進まないですからね。

 また今回、車に常備しておいた絆創膏は極々一般的なものだったので、水場でも使えそうな、粘着力やキズの保護考えたものを準備しておいた方が良いと思いました。

 

いったい何に刺されたのか?

 今回、いったい何に刺されたのか??

 これが極めて重要。病院に行くにしても医者への説明に使える情報ですし、自分でネットで調べるにしても緊急度の把握になります。

 今回は現場がヒザくらいとは言え海水の中だったので、確実に確認できませんでしたが、もし砂浜など見えるところだったらスマホなりで写真撮っておいた方が良いです。

 刺された直後はパニック状態で肉眼では一瞬しか見れていないですが、おそらくエイの部類だったと思います。今までも海SUPツーリング中など、立てるくらいの浅瀬でもエイはよく見かけてました。

 問題は何エイか?? 種類までは分かりませんでしたが、調べたところおそらくアカエイですね…。

ja.wikipedia.org

 

 があるではないかっ!

 完全に危険生物ですね…。

 

すぐに病院へ

 応急手当が終わったら病院へ。

 今回は出先だったので病院の情報はゼロ。基本遊びに来てるので、スーパーやコンビニ、食事処、道の駅などの情報は満載なのですがね 笑。

 今回経験してみて、事前に知っておく必要性を感じました。少なくともアクシデント発生後の最短で調べる方法は知っておいた方が良いです。四苦八苦しながら最終的に良い病院に辿り着けましたが、調べるだけで30分は軽くかかりましたからね…。

 

 何に刺されたか分からない場合や傷以外の体調変化を感じたら、119番救急外来へ直行ですが、今回はそこまでの症状はなかったため自分で病院へ行こうと思いました。

 で、意外に迷うのが何科を受診するかってこと。最初は「外科」だと思い、グーグルマップで調べた最寄りの外科に電話したところ、病院としては何に刺されたか断定できない以上、違う症状が出ないとも限らないので、まずは総合病院へ聞いてくれと言われました…。

 とりあえず出先で思いつく総合病院は市民病院だったので、徳島市民病院に電話しました。そこで色々説明していく中で、刺された付近のみに痛みはあるものの他の症状がないことから、緊急性は低めなので近くの「皮膚科」を受診するように提案されました。

 え?皮膚科?? どうやら外科ではなく皮膚科のようです。

 といっても土地勘ないので、オススメの皮膚科を聞いてなんとか情報をゲットしました。

 ここまで電話の待ち時間などで、軽く30分はかかっています。

 

 そして受傷から1.5hr後、なんとか病院へ辿り着くことができました。

 

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 とても良い先生で質問に対して丁寧に説明して頂けました。

 

 おかしいなぁ…。SUPサーフィンしながらビーチでまったりと過ごしてるつもりが、病院にいるとはね……。人生一寸先は闇です。

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 もちろん写真は処置が終わった後。お気づきのように処置終わるまで一枚も写真ないですからね(まぁテンパってましたから…)。

 

その後はいち早く帰るのみ…。

さらば四国!また来るゼ!!

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心なしか、鳴門海峡大橋が寂しく見えましたね…。

 

帰宅後、今回のことを踏まえいろいろと車に常備しました。

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 一番右はゴリラテープで、これはこれでボードの応急処置用でオススメですが、左側は今回経験して準備した人間の応急処置用です。

 

 以下に色々とリンク張るので参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 ついでにゴリラテープも。これはボード応急処置にオススメです。

 

 

 最後にワタクシの処置状態傷口の写真を貼っておきます。

 絵ずら悪いので一応「閲覧注意!」にしておきます。

 

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 傷口が落ち着いたら傷を覆うように軟膏を塗って保護し、その上からガーゼ被せて不織布テープを貼る。その時通気性保つためテープは上下のみ。

 病院のアドバイスを参考にしているので有用だと思います。ご参考として。

 

 ↓そしてこれが傷口です!

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 真ん中のポチが傷口で2~3mmの穴が開いた感じ。写真は受傷3日後ですが、傷口の周り5cmくらいが赤黒く変色していますね…。こんな状態となります。

 

 あ~~怖っ!!

 

 皆さん、お気をつけて〜!!