ウチの周りは雪はほぼ降らないんですが、最近キッズ達のためにスノーボードリターンしたので、スタッドレスタイヤを履くためにホイールをゲットしました。
用意したホイールは、純正の鉄チン17インチホイール。鉄チン丸出しの見た目で味気ないのでブラックに塗装してみようと思います。
ちなみにこの手に関してはワタクシはドのつくシロウト。業者に頼むことも考えましたが、このホイールはテンポラリーに冬だけ使うモノなので、思い切ってDIYでやってみようと!
道具類の準備
まずは道具類の準備ってことで、色々と下調べして下記の塗装道具を購入しました。
・シリコンオフ
・ミッチャクロンマルチ
・つや消しブラックのラッカー(塗りたい色)
「シリコンオフ」と「ミッチャクロンマルチ」は17インチのホイール4個であれば1本づつあれば問題ないです。
本命のラッカースプレー(今回は自分はマットブラック)は、2本あればギリギリイケると思いますが、安全見て3本は用意しておきましょう。
自分はAmazonで全て揃えましたが、マットブラックが5本セットが割安だったのでそれを買いました。
結論を言うと、今回は2本を使いました(しっかりと4度塗りもして)。3本残ることになったけど、マットブラックであれば他にも用途がありそうなので、まぁいいかなって思っています。
これ以外に用意するのは、紙やすり(400番と1000番くらい)。あとは塗装する時の段ボールの囲いくらいかな。
作業開始!
それでは作業を開始していきましょう!
この鉄チンホイールを塗るぞ!!
工程1:紙やすりで面粗度を粗く
まずは下処理として、ホイール塗装面に紙ヤスリをかけて、後に塗布する塗膜が安定し易いように面粗度を少し粗くします。400番で粗く削って1000番で仕上げました。
最上流のこの工程1はそんなにデリケートさは必要ないと思います。大体でOK。
工程2:脱脂
次にシリコンオフスプレーを使って脱脂します。
通常、ホイールには出荷状態で必ず油分が付着しており(防錆が目的)、塗膜の密着性を上げるために脱脂が必要です。
工程1の紙やすりである程度は油分も取れていますが、脱脂作業はしておいた方が良いと思います。ホイールにまんべんなくスプレーして乾いたウエスで吹き上げます。
工程3:塗装ベース作成
続いてミッチャクロンマルチをスプレーします。その名の通り、塗装の密着性を上げるというもの。今回が初めての作業なので、このスプレー塗布を有無で比較した訳ではないですが、塗布した面は糊をスプレーしたような少しテカテカした状態になります。いかにもこの後の塗装作業の定着が良さそうな感じがしました。
これもまんべんなくホイールにスプレー。特に複雑な形状の部分には入念にスプレーしました。この辺からは下流工程になるので細かい気遣いが最後の仕上がりレベルに効いてくると思います。
工程4:本塗装
今回はマットブラックにしていきます。
一回目は全体的に薄くスプレー。ポイントなのが一気に濃く塗ろうとしない事。濃くしようと思ってスプレーし過ぎると液ダレしてきます。
3回くらい重ね塗りしていくとどんどんキレイな見た目になっていきます。
ポイントは塗装回数毎に乾燥させること。冬場でも10~15分も置くと乾燥できるので気長に待ちましょう。
スプレーした直後はテカっていますが、5分もすればテカりが無くなって乾燥度合いが一目で分かります。
重ね塗りの回数で色の深みや、外乱接触時などのキズによる塗装の剥げ程度に影響が出てくると思います。今回は4回重ね塗りしました。
ええ感じにギラギラを黒光りしてきました。マットブラックにしたので必要以上の反射はなく、ほぼ狙い通りの色味です。
塗装完了後は、スタッドレスタイヤ装着
塗装工程とは関係ないですが…、塗装完了後にスタッドレスタイヤを入れました。
VW T6 California Beachのタイヤサイズは235/55 R17なんだけど、この車は車重が重く、XL規格という事で、スタッドレスとなると選択肢が極めて少ないです。
個人的な信頼性からブリジストンで探したけど残念ながら適合サイズがなく断念。調べた結果、サイズ合うのは、ミシュランとヨコハマ。(ナンカンもヒットしたけどスタッドレスタイヤとしては信頼性の面から今回はドロップしました)
日本のじめっとした雪には日本メーカーのが良いだろ?ってことでヨコハマを選択。アイスガード 235/55 R17 103Qをゲットしました。
そして、タイヤとホイールを近所のクルマ屋に持ち込んで…
鉄チンVW T6 California Beach の完成!
ホイールはマットブラックにして正解でした。初めはシルバーのままでゴト車っぽくって思ってたけど、ボディの白と黒ラインのステッカーの雰囲気からやっぱ黒ホイールの方が合うと思います。
でここで一つ問題が…。鉄チン用のホイールセンターカバーを買ってなくて、ハブのところの内側からのサビなどが見えていますね…。
このままだとかっこ悪いのでセンターカバー買わねばならぬ…ってことで、すかさずGAKUYAにコンタクトしてソッコーゲットしました!
テンチョに連絡して24時間後には家に届いているという事実!テンチョの仕事の速さには毎度驚かされます!w
キャップの質感とホイールのマットブラックの感じが結構マッチしてて、満足度高し。
足元黒すぎる感じがしないでもないけど…ま良しとしましょう!
まとめ
今回、ドシロウトなりにホイールの塗装に挑戦してみました。
作業の感想を一言で言うと「簡単」です。道具の準備と作業場所の確保の方が手間かもしれません。
ホイール塗装は業者に頼むと4本でウン万円はいきますが、DIYで自分でやっても良いと思います。
ただ、今回はメインのホイールではなく、スタッドレス用のホイールだったため、気が楽にできたのかもしれません。しかし、DIYはやってみる事に意味があると思いますので、皆さんも是非やってみてはどうでしょうか?