記録的な暖冬で、あちこちで雪不足のニュースがネタになってますね。
札幌雪まつりも雪の確保が大変だの何だの…。人口雪は使っちゃダメなの???(ボソッ)
そんな暖冬の中、今シーズン ゲレンデ行くかどうか分からないけど、スタッドレスタイヤだけは履いておこうって事で。
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ウチの車はスーパーヘビー級の重さがあるので3トン級のジャッキが必要。
このジャッキは安定感抜群で使用勝手も良い。3トンジャッキ使うならオススメ。
少し割安の中華製のジャッキあるけど、もし不具合あって事故起きると死んじゃうからね。ジャッキは良いのを使いたいところ。
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早速ジャッキアップ。
ジャッキアップした後は、ホイールボルト全部外して、
ほんでタイヤを外す…。
外す…
…
……
外れねぇぇぇぇ!!
はい。ホイールがハブに固着して1mmたりとも動きまテン!
ネット調べたらよくある事象みたいで、ハブとホイールが錆で固着してる状況…。タイヤ上側を思いっきり蹴り飛ばしたら外れるってネットに書いてあったけど…、昔格闘技でならした蹴り食らわせても残念ながらビクリともしねぇんですわ!(うそ)
マジで50回くらい蹴ったけどビクともしない…。
次にハンマーでどついたら良いと思って、餅つき用の木づち?みたいなモノをゲットしてきて思いっきりどついたけど外れない!!
さぁ、まいった…。
…
軸方向に力加えても無理っぽいので、回転方向に力加えてみてはどうかと。
ホイールボルト全部外しても、ハブセンター保持部にホイール中心部が保持されているので、急に固着が外れてもホイールはすぐには下に落ちないはず。
って事で、最後の最後のアイデアとして…
「ホイールボルト全部外した状態でジャッキダウンし、車少し動かしてブレーキ」
という荒業に出ることにしました…。(ボルトを外す理由は、ブレーキ後に固着外れて回転した時に、ボルトのネジ山が潰れないように)
これかなりドキドキします…。
ボルト外した状態でジャッキダウンするだけでも超緊張するのに、その状態で車に乗ってエンジンかけて少し動かしてブレーキだからね…。
結果、一応外れた…。
テンパりながらやったのでもちろん証拠写真などは一切無いけど、もう二度とやりたくない所業ですわ。。。
…
で、これが外した後のハブ。
錆がすごい…。
ロシアの大地でも走ったっけか?? あ、夏に北海道走ったわw(全くもって関係なし)
このままスタッドレスタイヤ入れても、次の交換の時に同じ事になるので、とりあえずワイヤーブラシとペーパーでテキトウに磨いた。(あんまり取れてないわ…)
ざ・テキトウ。
ほんでグリスをたっぷりと塗布。
グリスは粘度あればなんでも良いかなと。普通に流通量多くてホムセンでもゲットできるこれ使った。スプレータイプもあったけど、なんとなくたっぷりんこと塗りたかったのでペーストのヤツにした。
ほんで、スタッドレス入れてボルト締めて、
ホイールのセンターとハブのスキマの所も入念にグリスちゃんでべっとりと。
はい。これで完成。
まとめ
今までスタッドレスへのタイヤ交換などは自分でやってきてたけど、今回みたいにハブ固着は初めての経験。はっきり言ってめちゃめちゃ強い力で固着してたので、静的にはどないしても外れませんでした。
今回のように動かして外すのはめちゃめちゃ危険なのでオススメできません。更に欧州車はナットじゃなくてボルトが多いのでこの技使えますが、ナットだとハブ側からの雄ネジにホイールのネジ穴が通っている状態なので、ホイール回転した時にネジ山攻撃するのでこの技は使えないと思います。
危険と判断したら工場へ持って行きましょう。ただ、方法はハンマーでどつくのは同じらしいですが…。しかも1本5000円くらい工賃取られるみたいですけどね…。