VWT6ビーチで行く外遊びログ

アウトドア、キャンプ、車中泊など、車で行く外遊びの記録。

ディーゼル車に必要なアドブルーって何?【VW T6 California Beach】

車のモニターに警告表示が出ました。

f:id:Tegoood:20190401162245j:plain

  エンジンかける度に、"ピンッ!"という割と大きい音とともに ↑ のような表示がモニターに出る。 

"AdBlue (アドブルー) があと1600kmしかもちませんよ"との事。警告表示自体は2000kmくらいから出て、それからはエンジンかける時に必ず"ピンッ!"って。結構うっとおしい。

 

  

アドブルーって何?

 アドブルーとはディーゼル車の排気ガスを浄化するための液体で、ガソリンみたいに車の専用コックに補充するもの。液体の実体は"尿素水"との事。

(尿素って言われてもねぇ… シロウトに思い浮かぶのは一つしかありませんが… もっと違う名前にできなかった??? あ、これは元素の話になるのか……)

 

 ↓こんなの見てもサッパリだけど、マフラー内の触媒に尿素水を噴霧して排ガスを浄化する図。(尿を噴霧て…… もうええかw)

f:id:Tegoood:20190401162719j:plain

 

 

アドブルーはどこで買う?

 ガソリンスタンドに売っています。でもガソリンスタンドならどこにでもある訳ではなく、ディーゼルエンジンのトラックなどがよく利用するガソリンスタンド。港や高速道路の近くなど。

 今回初めて入れるのでスマホで検索して、アドブルーを扱っていると謳ってる、家から一番近いガソリンスタンドに行きました。扱うガソリンスタンドはそんなに多くないけど、そこそこあるみたいなので、遠くに行かないといけない……って訳ではなかったです。

  

思い出す有名なパフォーマンス

 ディーゼルエンジンにはアドブルー。さてディーゼルエンジンで思い出すのは、20年前の都知事の有名なパフォーマンス。ペットボトルに入った黒いススを振りながら、"ディーゼル車はススを東京に撒き散らすな!"っての。

 これはあくまでも、古くてメンテが行き届いていない等のディーゼル車の東京流入を防ぐものだったと記憶してますが、なんせこのパフォーマンスのインパクトは強く、日本でのディーゼルエンジンの地位は奈落の底に落ちました。

  

ディーゼルエンジンのイメージって?

 めっちゃ悪くないですか? 日本ではディーゼルエンジンのイメージは悪い。古臭くて公害の元!そもそもトラックしか使っていない! みたいになってますよね??

 ちなみに自動車先進国であるヨーロッパの近年までのディーゼル車のシェアは50%です。街中を走る車の半分はディーゼル車。ベンツもBMWもアウディもディーゼル車いっぱい作ってます。そしてガソリン車より価格が高く、エコなイメージすらあります。

 価格が高い理由としては、前述した排気ガスを浄化するための機構が必要だからなのですが、エコなイメージってのは日本でのイメージとは間逆なんですよね。

  

エコカーのエンジン

 エコカーにはどのエンジンを搭載するのか? この問いに対しヨーロッパはディーゼルエンジン、日本はハイブリッドに突き進みました。

 ディーゼルエンジンは、燃費が良く低速トルクもあるので、実は市街地を走るには向いているエンジン。要はエコなエンジンなのです。また低速トルクがある=ストップ&ゴーで楽しくスポーティに乗れる。これがヨーロッパが選んだ道です。

 一方ハイブリッドは、低速は大人しく回して燃費を稼ぐというその機構上、どうしても楽しさに欠けてしまいます。楽しさより燃費を取った形。これが日本が選んだ道です。

 

 ハイブリッドを選んだ日本は、裏にはヨーロッパメーカーとの差別化として政治的な背景も大きかったと思います。ヨーロッパ車との差別化を図るため、ハイブリッドに光明を見出し、国を上げて先導。多額の税金も投入されています。また排ガス規制でもディーゼルに不利な基準を設定し、ヨーロッパディーゼル車を締め出そうとしました。

 

 ハイブリッドに突き進んだ日本車は、一見差別化に成功したように見えますが、運転=楽しさを欠いていたため、若者の車離れの一助になってしまった感も否めなく、自動車が売れなくなってしまいました。結果的にハイブリッド路線は失敗だったのではないかと個人的には思います。

 

 時代を経てディーゼルエンジンは排気ガス浄化システムが進化し、最近ではマツダがディーゼル押し路線となっています。というかそれがマツダの生きる道だったのではないでしょうか?マツダのおかげでディーゼルエンジンの地位は少し復活しました。

  

EVへのシフト

 ここ最近では、内燃機関からEVへのシフトという自動車業界の大きな再編の時期に入りました。国内外問わずどのメーカーも2025年とか2030年までに完全EV化するという目標を高らかに掲げています。

 実現できるかどうかは不明ですが、この目標に対しては日本とヨーロッパは同じ土俵で戦う事になりそうで、そのバトルで、提携や合併や吸収などが盛んに行われて自動車メーカーは淘汰されていく気がします。

 で最後は中東を初めとした石油産油国との世界的な利権争いが待っています。石油産油国は地面の下に石油があるってだけで大金持ちになっちゃった国々で第一次産業以外は大したものはありません。燃料が売れなくなると国は終わってしまう可能性があります。なんとかしなくてはならない。原油の大安売りが始まるでしょう。そうなると石油会社は利益が下がって従業員に給料払えなくなるので、リストラされた白いターバン巻いた人たちが増加。なんか怖いですね…。

 

 

・・・

…とアドブルーを入れてる時に、中東の今後が心配になるという妄想までぶっ飛んでしまいました。

 

(おにいさん写真ごめんね…アドブルー丁寧に入れてくれてありがとう。)

f:id:Tegoood:20190401163619j:plain

 約13L入って満タン!ちなみに値段はガソリンと一緒くらいです。

f:id:Tegoood:20190401165823j:plain

 

 ウチの車は一度満タンにすると10000kmくらいは持つみたいなので、次は一年後にまたアドブルー入れる時に、もう一回中東の心配しようと思います。

 

 

おわり