ウチの車はミニバンなのですが、リアゲート開けた時のその下の空間に目隠し幕を付けてみた話。
で、いきなりの完成形がこちら↓。
この空間の使用目的としては、海で水遊びした後の簡易シャワーと着替え。
今までは、SUPなどで水遊びした後は簡易シャワーで体に付いた砂を落として、その後の着替えはいつも車の中でやってたのですが、これがなんとも調子が悪い。ウェットスーツは当然濡れているしね。
<SUPとはなんぞや??はこちら↓>
それ用の空間をリアゲート下に作ったって話。
ただその空間も設営が大変だと使えないので、いかに簡単に設営と撤収できるかってのが第一条件。パッパッパッ!と3ステップくらいが理想。
幕は何を使おうか?
キャンプ用のタープなども色々検討したけど、そもそも目隠しが利用目的なので、コスパも熟考した結果、シャワーカーテンに行き着いた。実際に簡易シャワーする時にも使うので水に濡れた時の拭き取り易さも考えた結果。
流通しているシャワーカーテンのサイズで合いそうなのが幅180cm×高さ200cmで、これの2枚使いに決定。2枚使うのは幕の出入りを考えて、セパレートが良いかなと。
Amazonの場合だと最安で1500円くらい。2枚で3000円。イケアのも安くておすすめ。
専用品としてもあるけど、値段は倍以上するし、後に書く展開と収納の簡単さも考えると今回はドロップしました。
設置と収納をどうやって簡単にしようか?
設置
居住性良くても設置が大変だと使い勝手としては悪くなるので、できればリアゲート開けて一瞬で幕を展開できるようにしたい。
自分の車を見ながら考えた結果、良いアイデアが浮かんだ。
車のリアゲート開けた姿がこちら↓。
ウチの車はリアゲート下半分がファブリック素材になっていて、そこにあるチャックを開けるとチェア2脚が収納されているんです。
<VW T6 California Beach装備詳細はこちら↓>
今回はそのチェアのフレーム部分を利用してそこに幕を取り付けてしまおうと考えた。
まず幕1枚目をチェアのフレームに引っ掛けて、
そのまま横側に回して、端部をリアゲートのダンパー部分に引っ掛ける。
2枚目も反対側に同じように取り付けて完成!
収納
次は収納。横側のリアゲートダンパーに引っ掛けたフックのみを外して後ろ側に折りたたんで↓(上側フックは付けたまま)、
そして下からクルクルと巻いて、
そのままファブリック部分まで巻き上げて、
チャック閉めて収納完了!
ファブリック内はあまり空間の余裕がないので、嵩張りそうな幕だと多分収納できません。シャワーカーテンの絶妙な薄さが可能にしてくれています。
流れ的には、チャック開けると幕が重力で下にパッ!と垂れ下がってくるので、その後は横部分を左右それぞれゲートのダンパーにパッ!パッ!引っ掛けて展開完了。目論み通りパッパッパッ!の3ステップ(強引!)。
ただこのアイデア、普通の車は引っ掛けられるところの工夫がもっと必要だと思うので、汎用性は皆無…。同じ車乗ってる人の参考になればと思います。
風の影響の回避が必要
上記でほぼ上手く行った感じだけど、実際使ってみると風の影響を受けることに気づいた。シャワーや着替え以外にも緊急時のトイレ(大)でも使おうと思ってるのでw、風でめくれ上がると公然わいせつ罪で捕まる事になるのです…。
ちなみにワタクシが車に備え付けている簡易トイレ↓。幸運にもまだ使ったことありませんが…。
重りとして園芸用支柱を設置
幕の下側に重りを設置してみようと考えた。色々と検討した結果園芸用支柱を選択。家庭菜園とかで良く見るヤツ。これが一番安い。100均でも売ってるけど、径と長さが合わなかったのでAmazonで購入。Φ8×900mmのヤツがちょうど良いです。
これを幕の下部分(横と後ろ側)に設置。
元々幕は少し折りたたむ必要あったので、空間作って折りたたんで接着剤で止めるのですが、その空間に支柱を入れただけ。これで幕の形も安定するし、少しの風だとめくれなくなった。
横側の安定感がもう少し欲しい
園芸用支柱で安定感は上がるけど、風の強い海岸で使うことが多いと思うのでもう少し安定感が欲しい。更に考えた結果、横側を車の車体に固定できないかと。で用意したのがこれ。
ハトメ。φ7mmを選択。
穴開けて取り付けた。
ハトメは幕の中ほどと下の方の2箇所に設置。
中ほどのハトメにはカラビナでリアゲートのダンパー下部分に取付け。
下部分は紐をつけてボディに取付。磁石とかも検討したけど磁石だと横方法の力に弱いので風で幕が持って行かれたら簡単に外れそうだったので吸盤にした。
これで完成! ハトメをφ7mmにしたのは小さめのカラビナがギリで入ってヒモも結び目作れば抜けなく出来るサイズ感が7mmくらいだったからです。
シロウトDIYとしては満足。
後は早く緊急事態宣言が撤回されてSUP遊びに行って使うだけです。