VWT6ビーチで行く外遊びログ

キャンプ、車中泊など、車で行く外遊びの記録。

"ツライチ"の世界は奥が深かった… いや、こだわりとかは全然無いんですがね…【VW T6 California Beach】

ツライチ…

 

普通、車のタイヤはフェンダー面から奥に引っ込んでますが、タイヤを外側に出してフェンダー面ギリギリを狙うカスタムの事。

 

そう、それは個人的には今まで1mmも興味がなかった世界…。

 

 元々車好きだけど、家族増えてからミニバンを選択する事になって、その後は外遊びとの融合でキャンピングカーに… っていう、ある意味で王道を走ってきた自分の車遍歴。

 ここ20年くらいずっと続くSUVブームに最近のキャンプブームが合体して、最近はSUV車やクロカン車でインチダウン鉄チンホイールにオールテレインタイヤ付けて…っていう外遊びスタイルの車をよく見かけるようになりました。当然の如く自分も好きです。なんせ自分は20代の時にランドローバーのディフェンダーに乗れなかったのが人生唯一の後悔ですから。30代になって家族増えて、ヨメの「車高高くて乗り込み難いからムリ!」の一言で諦めたディフェンダー。未だにいつか乗りたいと企んでいるんですがね……。もうヨメに黙って買うしか道はないです。

 

 

 脱線しましたが、そんなSUV車やクロカン車を見ているうちに自分の車も少し遊んでみたくなりました。

 自分のVW T6 California Beachの今のスタイルは気に入っているので、タイヤ面だけ外に出して、どっしりした雰囲気を出してみようかなと。鉄チン&ブロックタイヤはまた次の機会にやりたくなったらやろう。とりあえず今回は今のホイールで。

 

 タイヤを外側に出す。どうせ出すなら出来るだけ出したい。

 

 ここで最初に戻る ザ・ツライチ。

 タイヤを外に出すにはハブにホイールスペーサーを取り付ければ良いんだけど、何ミリのスペーサーが良いか調べるために、まずタイヤがどのくらいフェンダー面から内側に引っ込んでるかを測りました。

 タイヤ面12時のところで、フロントが18mm、リアが31mm引っ込んでた。なので狙うスペーサーとしてはフロントは15mmリアは30mmかなと(5mm刻みとして)。

 
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 一口でスペーサーって言っても、T6キャンパーは3トン弱の超ド級の車体なので、アフターパーツメーカーはシビアな選択が必要。

 ただ国内に情報が皆無のT6ちゃん。そんな時は素直にGAKUYAに相談しときましょう!

 

 するとテンチョはH&R製をオススメしてるとの事。

 リアは30mmと厚いためハブにボルト付けするタイプのワイドトレッドスペーサー。フロントは15mmと薄いのでスペーサーのみでホイールボルトのロング化も必要だと分かりました。

 

ワイドトレッドスペーサーはこんなの↓

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 ひとまずリアだけ組んで様子見てみようと思って、GAKUYAにリア用30mmのワイドトレッドスペーサーを発注。    

 で注文から2週間後くらいに入荷したとのことで東大阪へGO!

 

 

 組付け前後の写真が↓。左はノーマルで右が30mmスペーサー入り。


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 うん、結構出た。

 狙い通り、ええ感じのドッシリ感が出ました!

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 フロントとのバランスもそんなにおかしくないのでフロントはスペーサー入れなくてもイケそうかな。

 

 

 

これで ちゃんちゃん(^^)v…っとハッピーエンドといきたいところでしたが …

 

 

 …

 

 

予想外の問題発生!

 

 

 帰宅後に気づいたのですがT6はリアが意外にもトーインがきつい。

上から覗いた写真↓。分かりにくいけどタイヤ後ろ側(写真では左側)が外側に出てて少しだけ斜めになってる。

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 センター部はツライチで調子良いのですが後ろ側がフェンダー面から僅かに出ちゃってる…。

 

 更にまさかと思いスライドドア開けた時に後ろから見てみたら…

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 ドア内張りがタイヤ面後部と接触しているではないか!!

 

 はいこれじゃダメ!

 

 テンチョにソッコー相談ですよ…。自分で30mm指定して注文したクセに、やっぱ25mmに入れ替えてくれー!ってお願いしました…。

 すると「問題ナッシング。ちょうど25mmが在庫あるので、交換しちゃいましょう!」との事。

 こんなワガママな客の相談に快く乗ってくれるのがGAKUYAのテンチョなんです。

 

 で一週間後にまたGAKUYAファクトリーへ緊急入庫。ファクトリーは常に満杯状態で忙しいのにすみません!

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 この日もT3やらT4やら、ガンガンに入ってました。

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 25mmスペーサー組付け完了。

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 並びにするとこんな感じ。左からノーマル、25mm 、30mm。

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 25mmと30mmは僅か5mmしか違わないけど、こうやって写真で見比べると結構印象違うもんです。30mmだと少し出過ぎな感じでタイヤ上面が割と見えてちょっとかっこ悪いってのも分かります。

 

 そして問題の内張りとの接触も……

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 ギリで問題なし!

 

 

 自分のホイールは純正の18インチですが、この場合はリアは25mmスペーサーがベストという結果になりました(17インチの場合はGAKUYAでデータ取っているそうです)。

 ホイールスペーサーの世界は奥が深くて、実測とスペックである程度はあたりが付けられますが、最後は実際に付けてみないと分からない世界でした。特にスライドドア内張りとの接触は完全ノーマーク…。

 

 スペーサー付ける時は気をつけましょう!

という事でした。

車にマッドフラップ付けてみた。【VW T6 California Beach】

 VW T6 カリフォルニアビーチにマッドフラップを付けてみました。

 

 マッドフラップは元々デザイン半分、実用半分目的で付けたいと思ってた装備で、新車購入時にもオプションで選ぶ事ができたのですが、純正のはデザインがピンと来なかったので付けてませんでした。

<純正はこんなの↓>(ネットから拝借)

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 車購入後も良さげな社外品でもないかなーって一応気にしてたけど中々ヒットせず… でもこの自粛期間のヒマにまかせて再度ネットで調べ直してみたら、良さげな社外品を発見! 

 

ソッコーでポチっちゃいました。

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 VWT6 は日本未導入で、部品類は日本国内で流通していないので普通は欧州取り寄せになってまぁまぁ面倒なのですが、一部のカスタム品やOEM品は台湾で流通しています(VWT6は台湾に正規導入されているため)。しかもそれらはAmazonで割と簡単に買う事ができるみたいです。

 でも、なんとなく品質に懐疑的になってしまって手出し難いのですが、今回酒のイキオイに任せてポチっと…。ちなみに4月27日にポチって5月13日に到着したので、2週間強くらいかかりました。

 

 気になる品質はというと、ちゃんとシボも安定していて、まず見た目的は普通。一か所、型の切れ目か?僅かにめくれているところあり↓。まぁ手で馴染ませれるレベル。

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 硬度は硬めで大きな変形には弱そうですが、構造的に変形し難くリブ立ってるし問題なさそう。

 

 

それでは取付。

 

取り付けとしては、タイヤハウスカバーのビス部分に取り付けるので、まず今付いているビスを外します。

 

 

 

 

……

 

 

はい!得意のスターヘックス!!

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 ただのビス(ボルトではない)のくせにアタマは当然のように欧州車得意のスターヘックスですので注意が必要。

 

 マッドフラップを共締めして取付ける必要があるので、純正ビスを同梱されていた少し長いビスに交換。↓左が純正で右が同梱品。

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 色がイケてない!苦笑

 

 

 …

 取付る穴などのズレもなく普通に取付可能です。

 ちなみにAmazonの商品名にT6のグレードとしてトランスポーターカラベルマルチバンの名前は書かれていますが、カリフォルニアの名前は書いてありませんが、普通に適合します。

 

 取付完了。

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分かり難いのでだんだんと引きで。

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引いても分からんわ!

 

という事で誰も気づかない自己満足のカスタム完成。

 

 

個人的には見た目もまぁまぁ良いし、キャンプ場とかで泥の上を走る時も割と多いので実用上も期待できそうです。

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ちなみにこれ激安なので、オススメの部類に入ると思います。数少ないT6乗りの方!どうぞ!!

 

 

  

#VW T6 California Beach

#VW T6 カリフォルニア ビーチ

車のリアゲート下に目隠し幕を付けてみた。【VW T6 California Beach】

ウチの車はミニバンなのですが、リアゲート開けた時のその下の空間に目隠し幕を付けてみた話。

 

 

で、いきなりの完成形がこちら↓。

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 この空間の使用目的としては、海で水遊びした後の簡易シャワーと着替え。

 今までは、SUPなどで水遊びした後は簡易シャワーで体に付いた砂を落として、その後の着替えはいつも車の中でやってたのですが、これがなんとも調子が悪い。ウェットスーツは当然濡れているしね。

 

<SUPとはなんぞや??はこちら↓>

www.tegoood-camping.com

 

 

 それ用の空間をリアゲート下に作ったって話。

 ただその空間も設営が大変だと使えないので、いかに簡単に設営と撤収できるかってのが第一条件。パッパッパッ!と3ステップくらいが理想。

 

 

幕は何を使おうか?

 キャンプ用のタープなども色々検討したけど、そもそも目隠しが利用目的なので、コスパも熟考した結果、シャワーカーテンに行き着いた。実際に簡易シャワーする時にも使うので水に濡れた時の拭き取り易さも考えた結果。

 流通しているシャワーカーテンのサイズで合いそうなのが幅180cm×高さ200cmで、これの2枚使いに決定。2枚使うのは幕の出入りを考えて、セパレートが良いかなと。

 

 Amazonの場合だと最安で1500円くらい。2枚で3000円。イケアのも安くておすすめ。

 

 専用品としてもあるけど、値段は倍以上するし、後に書く展開と収納の簡単さも考えると今回はドロップしました。

 

 

設置と収納をどうやって簡単にしようか?

設置

 居住性良くても設置が大変だと使い勝手としては悪くなるので、できればリアゲート開けて一瞬で幕を展開できるようにしたい。

 自分の車を見ながら考えた結果、良いアイデアが浮かんだ。

 

 車のリアゲート開けた姿がこちら↓。
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  ウチの車はリアゲート下半分がファブリック素材になっていて、そこにあるチャックを開けるとチェア2脚が収納されているんです。

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<VW T6 California Beach装備詳細はこちら↓>

www.tegoood-camping.com

 

 

 今回はそのチェアのフレーム部分を利用してそこに幕を取り付けてしまおうと考えた。

 まず幕1枚目をチェアのフレームに引っ掛けて、

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そのまま横側に回して、端部をリアゲートのダンパー部分に引っ掛ける。

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 2枚目も反対側に同じように取り付けて完成!

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収納

次は収納。横側のリアゲートダンパーに引っ掛けたフックのみを外して後ろ側に折りたたんで↓(上側フックは付けたまま)、

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そして下からクルクルと巻いて、

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 そのままファブリック部分まで巻き上げて、

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 チャック閉めて収納完了!

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 ファブリック内はあまり空間の余裕がないので、嵩張りそうな幕だと多分収納できません。シャワーカーテンの絶妙な薄さが可能にしてくれています。

 

 流れ的には、チャック開けると幕が重力で下にッ!と垂れ下がってくるので、その後は横部分を左右それぞれゲートのダンパーにッ!パッ!引っ掛けて展開完了。目論み通りパッパッパッ!の3ステップ(強引!)。

 ただこのアイデア、普通の車は引っ掛けられるところの工夫がもっと必要だと思うので、汎用性は皆無…。同じ車乗ってる人の参考になればと思います。

 

 

風の影響の回避が必要

 上記でほぼ上手く行った感じだけど、実際使ってみると風の影響を受けることに気づいた。シャワーや着替え以外にも緊急時のトイレ(大)でも使おうと思ってるのでw、風でめくれ上がると公然わいせつ罪で捕まる事になるのです…。

 

  ちなみにワタクシが車に備え付けている簡易トイレ↓。幸運にもまだ使ったことありませんが…。

 

重りとして園芸用支柱を設置

 幕の下側に重りを設置してみようと考えた。色々と検討した結果園芸用支柱を選択。家庭菜園とかで良く見るヤツ。これが一番安い。100均でも売ってるけど、径と長さが合わなかったのでAmazonで購入。Φ8×900mmのヤツがちょうど良いです。

SS イボ竹支柱 10P  8x900

SS イボ竹支柱 10P 8x900

  • メディア: Tools & Hardware
 

 

 これを幕の下部分(横と後ろ側)に設置。

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 元々幕は少し折りたたむ必要あったので、空間作って折りたたんで接着剤で止めるのですが、その空間に支柱を入れただけ。これで幕の形も安定するし、少しの風だとめくれなくなった。

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横側の安定感がもう少し欲しい

 園芸用支柱で安定感は上がるけど、風の強い海岸で使うことが多いと思うのでもう少し安定感が欲しい。更に考えた結果、横側を車の車体に固定できないかと。で用意したのがこれ。

 

 ハトメ。φ7mmを選択。

 穴開けて取り付けた。

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 ハトメは幕の中ほどと下の方の2箇所に設置。

 中ほどのハトメにはカラビナでリアゲートのダンパー下部分に取付け。

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下部分は紐をつけてボディに取付。磁石とかも検討したけど磁石だと横方法の力に弱いので風で幕が持って行かれたら簡単に外れそうだったので吸盤にした。

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 これで完成! ハトメをφ7mmにしたのは小さめのカラビナがギリで入ってヒモも結び目作れば抜けなく出来るサイズ感が7mmくらいだったからです。

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 シロウトDIYとしては満足。

 

 後は早く緊急事態宣言が撤回されてSUP遊びに行って使うだけです。

 

最近のディーゼル車に必要な「アドブルー」について知っておきたい知識

アドブルーって何?

ディーゼル車の排気ガスを浄化するために必要な液体の事。

 排ガス規制が緩かった時代のディーゼル車にはアドブルーは必要ないが、最近のいわゆる"クリーン"ディーゼル車はほとんどアドブルーが必要。

 数年前に勃発したフォルクスワーゲンを代表とした排ガス不正問題。あれ以来業界は規制に対してより厳しくなった。それまで実は多くの車メーカーは、排ガス規制に合格しているかを量産前に受験するイベントにおいて、それ専用の走行モード(パワーを抑えて排気ガスを少なくするようなモード)を準備して、そのイベントに合格させていた。

 車のECUにいわゆる裏マップを用意して、試験走行でのみそのモードに飛ばすという手法など、メーカーによって手法は様々だと思うが、要は"インチキ"をしていた訳だ(私見)。

 しかし先述のVW問題で、業界全体が襟を正す必要が出てきて上記の手法が使えなくなったため、最近のディーゼル車は排気ガスを浄化するアドブルーがマストで必要になってきた。

 

 ワタクシは現在VWのトランスポーターに乗っているが、前車も一世代前の同じVWトランスポーター。どちらもディーゼルエンジン。

 ↓前車T5でキャンプしている写真。この時はアースカラーにハマっていて車もテントも茶色系だった。今見てもこの車の色は中々グッド。

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 この車は2013年式だったが、ディーゼル車にも関わらずアドブルーは不要だった。その後2015年ごろにVWの排ガス不正問題が勃発。そしてワタクシの現車は2018年式のトランスポーター。きっちりとアドブルーが必要になってきている。(実に分かり易い対応)

 

 トヨタ車でも例えば最近では、ランクルのプラド、ハイラックス、ハイエースなどのディーゼル車でアドブルーが必要。

 

そんなアドブルーについて、何点か知っておきたい知識を書きたいと思う。

 

 

定期的な補充が必要

 アドブルーは定期的な補充が必要で、ガソリンスタンドなどで補充できる。ただガソリン給油のタイミングで補充するといったような煩わしいサイクルではない

 車によると思うが、容量10Lくらいの専用タンクに補充することになり、アドブルーのいわゆる"燃費"は1,000km/Lくらいある。つまり1回アドブルーを満タンにすると10,000km以上は補充しなくてOKなのだ。

 大体の車はガソリンコックの近くに、分かり易く(アドブルーなのでブルー色)配置されていて、ガソリンと同じようにブスっとノズルを刺して入れる事になる。

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どのガソリンスタンドにもある訳ではない

 ディーゼル車の普及率が低い日本では、どのガソリンスタンドにもアドブルーが置いてある訳ではない

 最近でこそマツダのおかげでクリーンディーゼルの持つ低速トルクの大きさから来る運転の楽しさが日本人に浸透しつつあるが、ディーゼル車は旧都知事にせいで日本では悪いイメージが定着したまま。欧州ではベンツ、BMW、アウディ、ポルシェ…などのディーゼル車がガンガン走っている。

 日本では、トラックはほぼディーゼル車なので、トラックがよく利用しそうな、高速道路インターの近くのガソリンスタンドには割とアドブルー置いてある。

 まぁ10,000km毎の補充なので、10,000km/年走行する人でも1年に1回そんなガソリンスタンドに行けば良いだけなので実害はほぼない。ちなみに値段は110円/L程度。10L入れても1100円くらいなので安い。

 メーカーによってはディーラーで入れるように指定しているが、ディーラーでは当然値段高いので行く必要は全くない。

 

 

走行中にアドブルーがなくなったらどうなる??

 10,000kmに1回の補充頻度とは言え、走行中にアドブルーがなくなってしまう事も可能性がゼロではない。もしそうなったら、排気ガスが少し汚くなって環境に影響与えてしまうが、自分の車には影響ないんじゃないの?と思いがちだが、実は無視できない問題が発生する

 先述の排ガス不正で業界が襟を正した訳だから、アドブルー切れたまま公道を走れる仕組みを許している訳はない。それが許されたら誰もアドブルー入れないもんね。

 発生する問題。ずばりエンジンが始動不可になるのだ。多分どのメーカーも同じ仕組みのはず。もしかしたらレギュレーションで決まっているのかも知れない。

 ここでよく理解したいのが、「エンジン始動不可」の意味。これは運転中にアドブルーがゼロになったらいきなりエンジンが止まるっていう意味ではなく、そのまま普通に走行可能

  ただし、エンジンを一度切ってしまうと再始動できなくなるという意味。なので走行中にアドブルーがなくなっても慌てずそのまま走行し、アドブルーが置いてあるガソリンスタンドを探せば良い。ガススタ以外にも、通常オートバックスとかにも置いてある。

 

 

 予備のアドブルーを準備しておくと安心

 走行中にアドブルー切れの後、思わずエンジン切ってしまう事もあり得るので、予備のアドブルーを持っておく方が無難かもしれない。車のトランクに積んでおくなら5Lサイズか10Lサイズになると思う。商品としては20Lサイズまであるがさすがに大きいし、車のアドブルータンクは大きくても15Lくらいだと思うので20Lタイプだと少し余ってしまう。一度開封すると酸化の影響で長期間は保管できないみたい。

 自分は最寄りのガソリンスタンドに売っていた10Lタイプを予備としてストックするようにした。ノズルも付属しているのでこのまま補給する事ができるとの事。

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 アドブルーはネットでも購入できるが、少し値段高め設定。Amazon最安でも10Lで1500円くらい(自分はガススタでは1100円のを買った)。買いに行くのが煩わしい人や、近くに売っていない人はネットで買えば良いと思う。 

 

 

まとめ

 定期的にアドブルーを車に入れるのは煩わしい感じがするし、実際に少しだけめんどくさい。だが地球環境の事を考えると可能な限り排気ガスを浄化する必要がある訳だししょうがない。

 またディーゼルエンジンは低速トルクが大きいのが特徴なので、街中をストップ・アンド・ゴーするような乗り方には向いているエンジン。特に車重の大きいミニバンなどには最適。高速域が苦手なイメージあるけど、ターボのような過給機が付いていれば特に不満なく走れる。

 トータルで考えると、10,000km毎のアドブルーの追加くらいはほとんど障害にならないと思う。この先押し寄せてくる電動車の充電待ち時間の方がよっぽど煩わしい気がする。

 

 

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【タイヤ交換】ホイールがハブに固着して外れない!最後の最後に使う裏技(まあまあ危険!)

記録的な暖冬で、あちこちで雪不足のニュースがネタになってますね。

札幌雪まつりも雪の確保が大変だの何だの…。人口雪は使っちゃダメなの???(ボソッ)

 

そんな暖冬の中、今シーズン ゲレンデ行くかどうか分からないけど、スタッドレスタイヤだけは履いておこうって事で。

 

 

 ウチの車はスーパーヘビー級の重さがあるので3トン級のジャッキが必要

 

 

 このジャッキは安定感抜群で使用勝手も良い。3トンジャッキ使うならオススメ。

 少し割安の中華製のジャッキあるけど、もし不具合あって事故起きると死んじゃうからね。ジャッキは良いのを使いたいところ。 

 

 

 早速ジャッキアップ。

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ジャッキアップした後は、ホイールボルト全部外して、

 

 

ほんでタイヤを外す…。

  

 

外す…

 

 

……

 

 

外れねぇぇぇぇ!!

 

 

はい。ホイールがハブに固着して1mmたりとも動きまテン!

 

 

ネット調べたらよくある事象みたいで、ハブとホイールが錆で固着してる状況…。タイヤ上側を思いっきり蹴り飛ばしたら外れるってネットに書いてあったけど…、昔格闘技でならした蹴り食らわせても残念ながらビクリともしねぇんですわ!(うそ)

 マジで50回くらい蹴ったけどビクともしない…。

 

 次にハンマーでどついたら良いと思って、餅つき用の木づち?みたいなモノをゲットしてきて思いっきりどついたけど外れない!!

 

さぁ、まいった…。

 

 

 軸方向に力加えても無理っぽいので、回転方向に力加えてみてはどうかと。

 ホイールボルト全部外しても、ハブセンター保持部にホイール中心部が保持されているので、急に固着が外れてもホイールはすぐには下に落ちないはず。

 って事で、最後の最後のアイデアとして…

「ホイールボルト全部外した状態でジャッキダウンし、車少し動かしてブレーキ」

という荒業に出ることにしました…。(ボルトを外す理由は、ブレーキ後に固着外れて回転した時に、ボルトのネジ山が潰れないように)

 

 

 これかなりドキドキします…。

 ボルト外した状態でジャッキダウンするだけでも超緊張するのに、その状態で車に乗ってエンジンかけて少し動かしてブレーキだからね…。

 

 

 結果、一応外れた…。

 

 テンパりながらやったのでもちろん証拠写真などは一切無いけど、もう二度とやりたくない所業ですわ。。。

 

 

 

で、これが外した後のハブ。

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 錆がすごい…。

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 ロシアの大地でも走ったっけか?? あ、夏に北海道走ったわw(全くもって関係なし)

 

 このままスタッドレスタイヤ入れても、次の交換の時に同じ事になるので、とりあえずワイヤーブラシとペーパーでテキトウに磨いた。(あんまり取れてないわ…)

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 ざ・テキトウ。

 ほんでグリスをたっぷりと塗布。
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 グリスは粘度あればなんでも良いかなと。普通に流通量多くてホムセンでもゲットできるこれ使った。スプレータイプもあったけど、なんとなくたっぷりんこと塗りたかったのでペーストのヤツにした。

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ほんで、スタッドレス入れてボルト締めて、

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ホイールのセンターとハブのスキマの所も入念にグリスちゃんでべっとりと。
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はい。これで完成。
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まとめ

 今までスタッドレスへのタイヤ交換などは自分でやってきてたけど、今回みたいにハブ固着は初めての経験。はっきり言ってめちゃめちゃ強い力で固着してたので、静的にはどないしても外れませんでした。

 今回のように動かして外すのはめちゃめちゃ危険なのでオススメできません。更に欧州車はナットじゃなくてボルトが多いのでこの技使えますが、ナットだとハブ側からの雄ネジにホイールのネジ穴が通っている状態なので、ホイール回転した時にネジ山攻撃するのでこの技は使えないと思います。

 危険と判断したら工場へ持って行きましょう。ただ、方法はハンマーでどつくのは同じらしいですが…。しかも1本5000円くらい工賃取られるみたいですけどね…。

【車中泊】FFヒーター故障か?バッテリー急死か??

 冬に車中泊する際に超絶便利でオススメな装備である「FFヒーター」。キャンカーオーナーが選ぶ「一番良かった装備」のナンバーワンに君臨し続けているとのこと。

 

 ウチの車はメーカー純正の”プチ”キャンピングカーで、FFヒーターは車買う時に純正オプションとして選ぶ事ができ、かなり高かったけど思い切って選んだ装備。

 

 実際使ってみると、評判通りの超絶優れモノ、冬の車中泊で手放せない装備の一つになっています。

  

www.tegoood-camping.com

  

www.tegoood-camping.com

 

 

FFヒーターってなんぞや?

 「FFヒーター」って言葉自体はどこかで聞いた事あるかもしれないけど、何のこと?って人も多いと思います。FFヒーターとは燃焼式ヒーターのことで、キャンピングカー用の装備として広く認知されています。

 ガソリンや軽油を燃やして車内を温め、出た排気ガスは直接車外に放出するという仕組み。燃料は車の燃料タンクから分岐された燃料配管から自動で得ることができるので、専用タンクへの燃料つぎ足しなどの作業は一切不要で、使い勝手はこの上なく楽。

 ちなみにFFヒーターのFFとはForced Flue」の略で「強制吸排気」ってこと。

 

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出典:Webasto

 

 

FFヒーターの駆動にはバッテリーが必要

 当然、FFヒーターは車のエンジンを切った状態で使えるってのがメリットの一つ。燃料は車の燃料タンクから分岐された配管を自動で通ってくるけど、それを加圧+噴霧するためにはポンプが必要だし、燃やして温まった空気を車内に送風したり、出る排気ガスを車外に排出するにはファンも必要。それらを駆動するためにはバッテリーが必要不可欠。

 ただし車のメインバッテリーを繋ぐと、もし使い過ぎでバッテリーが上がってしまうと車のエンジン自体の再始動が不可となるので、セカンドバッテリーで駆動することになります。

 

 ちなみにウチの車はルームミラー上側にFFヒーターの制御盤があって、ON/OFF以外に強弱設定やタイマー設定ができます。

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 吹き出し口は右側Bピラーの足元。スイッチONの1分後くらいから勢いよく温風が出てきます。

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いつも通りFFヒータースイッチON!ところが…

 そんな仕組みのFFヒーター。つい先日も車中泊の時に、夜に外気温が0度くらいで寒くなってきたので、いつも通りルンルン気分でFFヒーターのスイッチON!

 さぁ、ぬくぬくと車内一人宴会の始まりじゃー!ってビールをプシュッ!としたのですが、車内が一向に温まらず……「あれ?」っと思ってFFヒーターの制御盤見たら自然と電源OFF状態に…。おかしいな…と思いながら再度スイッチ押しても今度は点火すらできない……。

 

 これはまずい!

 

 FFヒーターありきで車中泊に出かけてたので、自身の防寒装備に気を遣ってなくて、車内は凍るほど寒くて、酒どころじゃねー!!

 吐く息も白くて凍え死にそうだったので、ソッコーで寝袋にくるまって強制ご就寝状態に…。せっかく酒飲みながらTV見たり、PCしたり一人秘密基地で自由を満喫しようと思って出撃したのに…。

 

 

FFヒーター故障? セカンドバッテリー死亡?…

 地獄のような寒さの中、寝袋の中で小さくなりながら、FFヒーターが点火できない原因を悶々と考えてみたら、思いつくのは、FFヒーター自体の故障か、セカンドバッテリーの急死の2択

 でも、つい1週間前もFFヒーターガンガン使って絶好調で暖かかったし、車自体もまだ購入して2年くらい…FFヒーターの故障は考えにくいんじゃね??

 ならばあとはセカンドバッテリーの急死か。てかセカンドバッテリーも新車購入時から2年しか使ってないのにもう寿命なのか??  まぁ夏は冷蔵庫駆動で常時セカンドバッテリー使ってたし、車中泊時の車内照明はすべてセカンドバッテリー駆動で使用頻度は高いけど……。

 まぁFFヒーターの修理費用考えると気が遠くなるので、ここはバッテリー死亡って事にしておこう。

 

 …ここらで考えるのがメンド臭くなったので、そのまま寝落ち…zzz

 

 

次の日エンジン始動後に原因判明!

 FFヒーター点火不良をセカンドバッテリー急死のせいと決めつけたのは良いけど、一度バッテリー電圧を測ってみるにしてもテスターなんか持ってねぇし、ディーラー車じゃないので最寄りのディーラーで…って訳にもいかない。輸入元のGAKUYAは東大阪なので、神戸からは遠くて持っていくのは超めんどくさい…。

 …とか色々と考えつつ、出先の道の駅での車中泊だったので、とりあえずは一旦家に帰ろうとエンジン始動。何気なくメーター見るとオレンジ色のランプが目に入ってきました…。

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 いつもの燃料が少なくなってるぞサイン…。

 そういえば、昨夜この道の駅に来る道中で点灯し出してたな。

 

 

……

 

はっ、もしやっ!!

 

 

昨夜の凍る寒さで脳みそが活性化されたのか、鈍感なワタクシがひらめきました。

 

 

まさか、フェイルセーフというかなんというか…そういうシステムで、

燃料少ない状態でFFヒーター付けて、燃料使いきってエンジン再始動不可になるのを防いでるんじゃね???

 

 

絶対そうだ!

 

 

だってまだ2年目の車だし、FFヒーターの故障もバッテリー上がりも早すぎる!

 

って事で、ソッコーでガススタ行って、ディーゼル満タン!!

 

その後、FFヒーター付けてみたら、ガンガンに温風出てましたとさ 笑。

 

 

まとめ

 

 メーカー純正のFFヒーターだからか分かりませんが、粋なフェイルセーフが付いてるもんです。

 トリガーがメーターの燃欠ランプか、FFヒーターへの分岐配管が燃料タンクの少し上目に付いていて、液面低いと物理的に燃料流れてこないようにしているかは分かりませんが、よく考えられてると思います。

 まぁよく考えたら、バッテリーもセカンドバッテリーにつなぐ時点でフェイルセーフの思考なので、燃料もそんな仕組みになりますよね。

 

とりあえずよかった…。

年末のこの時期の痛い出費は避けられました!

車外に設置したゴミ箱が大活躍!車中泊で見えてきた最近のゴミ処理事情。

 車中泊を快適にするために、ちょい前にゴミ箱を車外に設置するようにDIYしてみました。もちろん普段使いではゴミ箱は設置せずに必要なときだけ設置。

 ゴミ箱自体は、ホムセンで売っているコンテナなどを代用するとむさ苦しくなるのが分かっていたので、シンプルな形のゴミ箱を選んでそれをカメレオン的発想でカラーリングして好きなステッカー貼ったりと、自分らしくオリジナリティを出して遊んでみました。

その記事はこちら。

www.tegoood-camping.com

 

 この車外ゴミ箱。早くも先日の北海道車中泊旅行で使う機会があったのですが、これがもう想像以上に大活躍! 車中泊では手放せない装備に一瞬で成り上がりました。

 その背景には最近の道の駅やSAのゴミ処理事情の変化があったので、今回そこにも触れながら車外ゴミ箱の使い勝手について書いてみたいと思います。

 

もはや持ち込みゴミは捨てられない

 コンビニなどは少し前から持ち込みゴミは捨てにくくなっていましたが、最近は道の駅や高速SAやPAでさえもゴミは捨てにくくなっているようです。

 道の駅では利用者のマナー悪化からか、ゴミ箱自体がなかったり(おそらく夜だけ撤去)、ってのがありましたが、最近では高速SA/PAでもまさかのゴミ箱無しってのが出てきているみたいですね。

 先日の北海道車中泊旅行中でも、高速道路走行中にコンビニ袋サイズのゴミを捨てさせてもらおうと思いPAに寄ったのですが、燃えるゴミとしての回収ボックスがなく、あるのは空き缶用の丸い投入口があるゴミ箱のみ。ゴミを捨てることができませんでした(持ち込みなので堂々とは言えないが…)。もちろんゴミ捨てる代わりに缶コーヒーくらいは買おうと思っていました。それくらいの常識はあります。

 

持ち込みゴミって何?

 そもそも持ち込みゴミの定義って何なんでしょう?

 はっきりと「家庭ゴミの持込み禁止!」と書いてある場合もあるけど、個人的な感覚として、一部のDQNを除いて家庭ゴミをわざわざ持ってきて捨てている人なんかほぼゼロだと思います。

 時短の意味で、車内で食べるためにコンビニ寄って食べ物買うってのは車移動中によくやる一般的方法ですが、そうすると例えばA店で買った食べ物のゴミはA店で捨てられなく次のB店で、みたいにどうしてもなっちゃいます。A店のゴミはB店で、B店のゴミはC店で…みたいな感じ。

 店側目線でも、自分の店で出たゴミが違う店で処理される可能性が大いにある訳で、何も自分の店だけにゴミが集まっている訳ではない。この状況で「持ち込みゴミ禁止」ってなるとおかしな事になってきます。そりゃ何も買わずにゴミ処理のためだけにB店に立ち寄り…とかになると非常識ですが、少なくとも自分はゴミ捨てるならB店でも何か買うようにしています。

 大きな話として コンビニ、道の駅、SAなど…小売り店側全体で持ちつ持たれつ的な考えでゴミ処理して頂ければ、我々一般市民はハッピーなのですが…、まぁ中には非常識な人らがいて、彼らのマナーの悪さに店側もうんざりしているんでしょう。

 

車中泊旅行でゴミの車外保管場所があれば便利

 車中泊旅行、特に長期旅行になるとゴミはそれなりに出ます。ゴミの袋をきつく縛れば匂いなどの環境面はさほど問題にならないでしょうが、後部座席やトランクにゴミが入った袋がいっぱい鎮座しているっていう状況は見た目的にNG。

 先述のようにゴミを簡単に処分できない現在の状況では、車外に保管できるゴミ箱があるってのは大分気持ちが楽になります。もう手放せない考え方であり装備って感じ。

 しかも今回選んだゴミ箱は、たまたまだけどフタがプッシュ開閉式。これは大正解でした。今回は道程で雨が多かったのですが、クルっと回転式のフタでは雨が中に入るだろうし、走行中の風圧でフタがクルクル回らないとも限らない。

 あとゴミ箱の容量は今回選んだのは17Lの大きさ。このサイズ感も絶妙でした。あまり大きくなるとリアからの見た目の違和感が大きくなるし、これより小さくなると保管できるゴミの量が少なくなって、使用感が悪くなる。

 

まとめ

 みなさんも車外にゴミ箱を設置してみましょう! そうすると車中泊中の環境が少し改善すると思います。

 車のリア、自分はサイクルキャリアを利用して、そこをキッカケにゴミ箱を固定しました。これが無理ならルーフにもアイデア次第では固定できると思います(ミニバンだと高さ的にしんどいかもですが…)。

 見た目がいかにもゴミ箱!って分かってしまうのが抵抗ある場合は、色を塗りましょう!ウチのはカメレオン的保護色思考が功を奏しました。

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 車体色でカモフラージュされてちゃんとカメレオンのように同化しているでしょ? パっと見、ゴミ箱がついているようには見えません。

 

 北海道の草原の景色にも違和感なく溶け込んでいます(自己満足)。

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【車中泊快適化】 なんとか車外にゴミ箱を設置できないかと。

 車中泊で地味と問題になりがちなのがゴミの保管場所

 

 ゴミは、道の駅やコンビニなどで処分できるっちゃーできるけど、基本はそこで購入した分のゴミ。やむを得ず違うところで出たゴミを捨てる場合は、常識的に捨てる分と同等のものをまたそこで購入するくらいしないといけません。

 

 気兼ねなく捨てられるのは、高速料金払ってるっていう気持ち的に高速道路のSAやPAくらい(それも堂々とは言えないが…)。でもそのタイミングが来るまではゴミは車内に保管しておく必要があります。一人だと大した量じゃなくても、家族4人となるとゴミは結構な量になり、袋でキュッと縛ったとしても、夏だと衛生的にもよろしくない。

 

 そこで、車中泊旅行中だけでも良いので、車外にゴミ箱を設置できないか?と考えてみた。

 

車外にゴミ箱設置と簡単に言っても…

 なかなか難しい。

 ウチの車はルーフにキャリアバーがあるので、最初はそこに設置…って考えたけど簡易的ですらゴミ箱(代理でコンテナ?)自体のキャリアバーへの固定アイデアが思い浮かばない。

 またゴミごときのためにルーフカーゴなどの購入の選択肢は有り得ないし、そもそもルーフの高さをこれ以上上げて走行するのは避けたいと思っているので、ルーフ設置のアイデアは無し

 高さ制限あるところを知らん内に通ってしまって、引っ掛かって大惨事ってのは最も避けるべき点だしね…。

 

サイクルキャリアにゴミ箱を固定できないか?

 車を眺めているうちにウチの車にはリアにサイクルキャリアが付いているので、そこにならゴミ箱を設置できそうな気がしてきた。

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 ほんでテキトウにAmazonを徘徊してシンプルなゴミ箱をゲット。 

トンボ 防臭ペール 20L パッキン付き ゴミ箱 タッチペール
 

 

シンプルさ第一優先で探したけど、買ってから思ったけど無印とかの方がもっと良いのあったかも??…まぁいいや。

 

ゴミ箱の固定方法

 ゴミ箱にベルトを通してそれで設置しようと。

 まずベルトが通る幅を切り欠く必要あるけど、その穴から中に虫などが入るものイヤなので最低限の大きさの切り欠きにする必要あり。

 長さ測って、狙う切り欠き幅の両サイドに電動ドリルで穴を開けてその穴を繋ぐ。道具持っていなかったのでカッターで。まぁまぁ大変。

 そしてそこにベルトを通す。

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 最終的にベルトは上側2箇所と下側1箇所の計3箇所設置。

 

車に取り付けてみる

 とりあえずエイヤ!と取付。

 サイクルキャリアのパイプ2箇所にゴミ箱上下に付けたベルトで縛って取り付け完了。

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 うん。なんか変w

 なんかややこしい?? 白の色味は合ってるけど、目立って後付け感が半端ない。

 

じゃあ色を塗ってみよう

 困った時はカラーリング。 

 前にホイールを塗装した時の、マットブラックのスプレー缶が余っていたので、それで塗ってみようと。

アサヒペン 高耐久ラッカースプレー 300ML ツヤ消し黒

アサヒペン 高耐久ラッカースプレー 300ML ツヤ消し黒

 

 

 あまり目立たないように塗りたいけど、全部黒に塗ったら逆に目立つ可能性あるので、ちょうどリアガラスとボディの境目に合わせて、窓ガラスで黒に見える部分だけ黒く塗って、白と黒のツートーンカラーにしてみては?

 このカメレオン的発想。完全にその場の思いつきだけど、果たしてちゃんと同化してくれるでしょうか…。

 

塗装完了!

 というか同化完了!

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 どうすか?まぁまぉ上手く同化できました。

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最後はステッカーチューン

 同化できたとしてもまだ少し野暮ったいので、結局最後は得意のステッカーチューン。結局!?

 家に転がってるステッカーでは良いのがなかったので、近所のキャンプ用品店に行ってとりあえず好きなキャンプギヤメーカーの一つ MSR(Mounten Safety Reserch)のステッカーを購入してきてペタっと。

 キャンパー以外認知度ゼロのMSR。このロゴは昔からストライクです。

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そして完成。

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 一番下のステッカーはGAKUYAのステッカー。これでステッカー チューンはコンプリート。

 

まとめ

 今回、車中泊で置き場に困るゴミの車外保管ってことで、ゴミ箱を車のリアに設置してみました。最後の方は色塗ったりステッカー貼ったりと、完全に自己マン内容を爆進しましたが…。

 しかもこのアイデアは、リアサイクルキャリアのような設置のキッカケになるものが車に付いている事が大前提の簡易DIYなので、ほとんどの人にとってスルーな内容と言うね…。

【キャンピングカーのススメ】ウチが"プチ"キャンピングカーの購入に至った理由

 ウチは今 "プチ" キャンピングカーに乗っています。

 

 "プチ" ってなに??

 

 車としての普段の使い勝手の良さをメインで考えたので、車体が大きくなりがちな装備が整ったフルキャンパーではなく、寝床とリビングが作れて乗車人数も多く取れる "プチ" キャンピングカー。勝手にプチと呼ばせて頂きます…。

 

今回はウチがその購入に至った経緯を書きたいと思います。

 

  

始まりはキャンプ

王道ファミリーキャンプで感じた違和感

 初めは子供きっかけでしたが、ウチは2013年ごろからキャンプを始めました。

 ちょうどその頃から第二次キャンプブームが巻き起こり、もともと外遊びが好きなワタクシとしては、専門の雑誌などに影響を受け、もれなくキャンプにハマることになりました。

 皆さんご存知のようにキャンプは子供と思い出を共有できる素晴らしいものです。しかしキャンプの実態としては、設営と撤収にはかなりの労力が必要で、特に真夏のキャンプでは、滝汗状態でテントなど設営して、子供と少し遊んだらすぐに晩ごはんの準備…。一息付く暇もなく、気持ちに余裕が全くない。

 そんな時子供が何か問題ある行動でも取ると、些細な事でも、怒ってしまっている自分がいました。

 しかも晩ごはんにもコダワリだしたりすると、色々なことが大変になり、子供と遊ぶ時間って意外と少ないことに気づくんです。これじゃ本末転倒ですね。

  

その後待っている道具沼

 2~3回キャンプ経験した頃には、他人のサイト見たりして、どんどん欲しい道具が増えてきました。収納性がよく考えられたり、オーバースペック気味の魅力満載のキャンプ道具たち

 ハイスペックだけど必要な道具ってならまだ分かるけど、既に持ってる道具の違うスペックの購入… ここまで来るともう手が付けられません。

 待っていたのは、いわゆる底なしの道具沼。キャンプにハマった人が少なからず通る道。男子である以上しょうがないですが、その時は気づかないんですよね。

  

そして断捨離へ…

  ここまで来ると「ゆるキャン」って何? そんなのとは無縁状態となります。いや無双状態?(なんじゃそりゃ…)

 道具にコダワるあまり、本来の目的だったキャンプは子供との思い出の共有という言葉を忘れてしまっていました。

 基本に立ち返り、断捨離を開始しました。一気に道具を処分しました。

 残った道具はそんな経験を経て、一周した趣向の中で自分なりに厳選したものです。

  

場合によってキャンプスタイルを変えれば良い

 キャンプを否定している訳では全くなく、キャンプはやっぱり素晴らしいものです。ただ自分が進んだ道が間違っていただけ。

 道具の雰囲気を楽しみたい時は、ソロや同趣向の友人たちとのキャンプでやれば良い。ファミリーキャンプでは家族との時間が何より大事。ファミリーキャンプ用の道具を使えば良いんです。ポイントは簡単さ快適さ

 いかに簡単に設営でき、家族全員が楽しく快適に過ごせるか。一石二鳥はたまた三鳥くらいの道具っていっぱいあります。

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キャンプの延長線上を模索

 キャンプを辞める訳ではなく、回数を減らしてその質を上げつつ、もっと簡単に家族で楽しめる方法ってない?

 ウチは元々ヨメさんの影響で旅行は割りと行っていて、そこにワタクシの外遊び熱が勝ってキャンプが全てになってたけど、一旦立ち返って旅行の回数を増やしてみようと。

 そして、キャンプで得た経験をミックスできないかと考えたとき、たどり着いた答えはキャンピングカーでした。 

 世のキャンピングカーオーナーも同じ思考回路の人ら割と多いような気がします。

 

条件の整理

条件1

 車中泊を利用して遠出したり、繁盛期でホテル予約できなかった場合でも家族4人全員が快適に寝れること。

条件2

 家ガレージのゲートや、よく行くデパートや街の立駐の高さ制限的に、全高2.1m以下に収まること。

条件3

 キャンプの比重もまだ高く、便利過ぎるフルキャンパーは必要ないので、あくまでも簡易キャンパー

 

熟考を重ねた結果、VW T6 California Beach という車に辿りつきました。

 

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そしてポップアップルーフキャンパーへ

 高さ2mクラスのミニバンなサイズ感で広々とした4人の寝床を確保しようと思ったら2段ベットになるし、そうなるとポップアップルーフ車しか思いつきません。

 サイズ大きくても良ければぐっと選択肢は広がるけど、あくまでもミニバンサイズってのが考えの基本。 便利なフルキャンパーも十分魅力的ですが、やはり普段使いでの室内広さの確保ってのと、シート追加で7人乗りまでできるのがVW T6 California Beachの良いポイント。ジジババも全員乗れるしね。

 

 ポップアップルーフ車は世界中探しても純正として出してるのはVWしかない。アフターメーカーのルーフ上がるキャンパーはあるにはあるけど、やはりメーカー純正でのこのギミック付きの車の存在を知ってしまった以上、触手はこっちに伸びる一方。
 
 あと燃費など維持費も考えると、車重的にミニバンには絶対ディーゼルエンジンが良いし、VW T6シリーズはディーゼルエンジンが主流ってのもポイント高いです。
 
 

まとめ

 キャンプの延長線上にあったワタクシなりの答え「"プチ"キャンピングカー」。
 キャンプの良いところと悪いところを体感したからこそ辿り付けたと思います。キャンプ、旅行、家族…など、キーワードを並べた時、今できるベストな選択をして、人生を楽しいものにしていければ良いなと思います…。
 
 
遠出の車中泊旅行中に急遽キャンプ場へ出撃。こんな予定外の行動もできて選択肢が広がりますよ。
 

車にフロアマットは必要?車中泊の時はマット無い方が快適かも。【VW T6 California Beach】

 車にフロアマットは敷いていますでしょうか?

 

 はい、もちろん敷いていますよね。

 

 昔であれば車にフロアマットくらいは標準で当然付いていましたが、抑えた車両価格を前面に出す最近の車メーカーの戦略では、標準で付かない車の方が多くなってきました。

 でもほとんどの人は純正オプションとして追加で選ぶか、社外品のフロアマットを購入していると思います。

 

 自分もフロアマットはあって当たり前の装備だと思っているので、車購入の際に付けようとしましたが、ウチのは並行輸入車で本国のディーラーに発注する必要があったのですが、何故か純正オプションでフロアマットが選べない!?という事態となりました。

 純正オプションとしてのラインナップが何故か存在せず、半分純正の位置付けのアフターメーカーBRUNDRUPの車種専用品を皆さん購入しているっぽいとの情報でした。最初は自分も何も考えずにそれにしようと思ったのですが、割と値段が高いんですよね…。

 全席分と荷室分でプラス送料考えると10万越えるくらいの値段…。結構高いので、自分は輸入元ショップのGAKUYAのオリジナルのフロアマットにしました。

 

 GAKUYAのフロアマットは上記のBRUNDRUP製の品から型取りして作っているらしく、フィッティングは素晴らしいです。

 

 チェック柄を選択。カジュアルでとても良い感じで満足です。

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 前置きが長くなりましたが……

 

 当然のように使っていたフロアマットですが、ウチはキャンプきっかけで車中泊をよくするようになりました。

 車中泊となると車内で長時間過ごすことになるので、クツは脱いで過ごします。

 また当然子供たちがお菓子やジュースをガンガンにこぼす訳で…。そうなるとマットだといちいち掃除するのがめんどくさいんですよ…。

 

 車中泊の時はフロアマットは無い方が良いんじゃねーの?ってのが今回のテーマ。

  

 

車中泊ではフロアマットは衛生的によろしくない??

 フロアマットを付けていれば一見キレイに見えますが、そもそもマットは砂やホコリを一時的に蓄える役目のもので、基本土足OKの車のフロアは実はだいぶ汚いと思います。当然トイレなんかも行くわけですからね…。

 常に掃除機やコロコロ粘着の掃除具で掃除すれば良いんだろうけど毎度毎度はめんどくさいですしね。

  先述の通り、ましてやジュースなどをこぼしてフロアマットに染み込んだりした状態では衛生的にもあまりよろしくなさそうです。

 

 

取付け/取外しが割りとめんどくさい…

 車中泊後などに車内を掃除する際、たまにフロアマットも外して外でパンパンとしますが、小さい車の場合はフロアマット外すのも大して大変な作業ではないけど、大きいミニバンともなると結構大変な作業です。

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 写真はウチの車のフロアマットの全容ですが、特に後席キャビン側はレールに沿わせて後席シートの下に潜り込ます必要があったりと、なかなかのめんどくさい作業になるのです。

 

 

じゃあフロアマットを外してしまえ!

 ということで、フロアマットを外してしまいましょう!

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 すっきり!!

 

 ウチの車の床面は樹脂のようなフロアになっていて、家のフローリングのような感覚で裸足でも気持ち良し。素材的にジュースこぼしてもウェスでさっとふき取れば良い。

 砂や埃に対しては、ホウキとチリ取りがあれば良いということで、100均で買ってきた品を後席の右側に配置しました。フックも100均で買ったヤツで、それに引っ掛けて収納。ええ感じで自己満足。

 これで車中泊の時の居住感が少し上がります。

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さらに車中泊の時は土禁で!

 結局土禁?って話ですが…、後席側は車中泊の時だけ土禁にしました。家族からブーイングがあったのは想像つくでしょうが、全員が気持ち良く過ごすためにはしょうがないです。

 ただ、車中泊あるあるですが、車中泊の時って脱いだクツって意外にジャマになるんですよね。

 そこで後席下の3箇所収納ある内の1箇所を靴専用の収納にしました。

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 収納ケースは買う必要があったのですが100均やホームセンターにはジャストサイズのケースが無く、イケアに売っていたケースが感動的にジャストサイズだったのでそれを購入しました。VWT5/T6乗りの方にはオススメです。(品番は下写真参照)

 これだと家族4人分の靴(大人2と子供2)はギリギリ収納できるサイズなので中々グッドです。

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まとめ

 あって当然の装備であるフロアマット。でも車中泊の時は衛生面から考えると不要なんじゃないの?という提案。

 ただ車によっては、後付けのフロアマットを外したとしても、その下も似たような毛羽立った素材のフロアの場合もある(そっちの方が多い)ので、一概には言えませんが、樹脂のようなフロアであれば掃除も楽になるし、家のフローリングのような感覚で裸足で過ごすのは気持ち良いものです。